「第12回農業総合研修会」を開催しました

　JAとまこまい広域では12月26日に、厚真町の総合福祉センターで「第12回農業総合研修会」を開催しました。

　毎年、農業関係の有識者を講師としてお招きしており、今年はHBCテレビで放送中の『あぐり王国北海道NEXT』に出演している森結有花アナウンサーと農林水産省の政策統括官付農産企画課長の福島一氏にお越し頂き、JA管内の農業者ら約100名が講演に耳を傾けました。

　森アナウンサーは、地元北海道を離れ石川県のテレビ局でのアナウンサー時代とHBCテレビに入社後、同番組で農業に携わった経験などを通して学んだ北海道農業の魅力について、クイズを交えながら話したほか、会場に集まった多くの農業者に向けて「（胆振東部地震や台風により）大変な中だと思いますが、皆さんが作る農産物はたくさんの人を幸せにしてくれます。皆さんの農産物を北海道中そして日本中が待っていますので、どうか負けずに頑張ってください」とエールを送りました。

講演終了後、森アナウンサーとクイズに正解した参加者で記念撮影

「稲作をめぐる情勢と農業政策」と題して講演を行った福島氏は研修会終了後に、北海道農政事務所所長の大坪正人氏らとともにJAの役職員、生産組織、青年部、女性部の代表者らと意見交換を行いました。外国人労働者受け入れ拡大に向け成立した出入国管理法改正案や、9月の地震で発生した大規模な土砂崩れにより農地の復旧の見通しが立たない厚真町の窮状などについて1時間半ほど話し合われました。
　福島氏は意見交換会の開催に感謝を述べるとともに「大震災と作柄の不良も相まって大変な状況の最中に皆様から多くの要請・要望を頂いて大変励みになった。今回の貴重な意見交換会をご縁に今後も意見を交わしたい」と挨拶されました。