青年部・女性部

食文化研究講習会で児童に「食」の大切さ伝える

2010年11月20日

 JAとまこまい広域女性部(宮西 純子部長)は11月18日、第4回食文化研究講習会を安平町立安平町学校で開催しました。

 この講習会は、毎年1回食育活動の一環として、地元の安心な食材を多くの消費者へ広げる活動として行われており、小学校児童を対象にした開催は、昨年に引き続き2回目となります。

 当日は安平小学校児童22名、先生10名、安平町教育委員会職員2名、JA女性部役員・事務局他18名などが参加。最初に野村治男校長先生より「食べ物は簡単に手に入りません。食べるということはどういうことかを考えながら作業しましょう」と児童に食材の大切さを伝え、宮西部長からは「今日は安全・安心な野菜をたくさん用意したので、みんなで美味しいものを作りましょう」と挨拶。また、児童を代表し、生徒会長の高林 菜々花さんは「一緒に作れて嬉しい。やったことがない作業も頑張ります」と挨拶され、全体は4班に分かれて「煮込みハンバーグ」、「フルーツポンチ」をそれぞれの班で調理しました。 

食の有り難さを話す野村校長先生

 調理作業は全て児童を中心に進められ、ハンバーグをこねたり、形を整える作業を低学年が。野菜の皮むきや細かく刻むなど刃物を使うことは主に高学年が担当するなど、作業は分担して進められ、JA女性部員や先生が見守る中、児童たちは危なげなく調理作業を行いました。 

料理もみんなで作ると楽しさが倍に

 全ての調理を終えると、女性部で作った野菜サラダとみんなで作ったおにぎりを添えて完成。待ちかねた食事の時間となり、上手に出来たハンバーグを頬張りながら、「おいしいね」と話しながらの食事となりました。おにぎりはおかわり自由としたせいか、いくら食べられるか競い合う児童もおり、先生が「そんなに頑張らなくても良い」と声を掛ける姿も見受けられました。

自分たちで作った料理は美味しさもひとしおです。

 昼食後の後片付けもみんなで協力しながら行い、最後に生徒会副会長の村上 理奈さんは「今度は家で作って、家族と食べてみたい。また違う料理も教えてください」と話し、児童みんなの「ありがとうございました」という言葉でこの日の講習会を終えました。

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