11月1日、苫小牧市の日胆農業会館では、とまこまい広域農協青年部設立10周年記念式典が開かれ、ＪＡとまこまい広域をはじめとする関係者や青年部員ら約50名が出席しました。 

平成13年にＪＡとまこまい広域が合併農協として誕生し、その翌年、6ＪＡの青年部を統括してとまこまい広域農協青年部は設立。組織体制の変化によって、活動のあり方を模索しながら邁進した10年間の歩みを振り返りながら、今後の青年部組織の発展を互いに誓い合いました。

来賓として出席したＪＡとまこまい広域菊地弘組合長の挨拶では「青年部は地域農業を支える意欲ある担い手の組織。これまで以上に部員同士の結束力を高められ、活力に溢れる地域農業作りの中心的役割を担っていただきたい」と期待の言葉が寄せられました。

式典では、過去10年の間、広域青年部の部長として組織の発展に尽力された歴代部長10名への感謝状贈呈が行われ、これまでの青年部活動にあたって献身的に取り組まれた功績が讃えられました。また、式典終了後には、ＪＡみねのぶ森川和徳専務理事を講師に迎え「活力ある青年部・ＪＡ・地域創造のために」と題し、青年組織のあり方やリーダー・農業者としての理念などについて記念講演が行われ、青年部員達は我が身に置き換えながら真剣に耳を傾けていました。

堀田昌意部長からは「過去10年先輩達が培ってきた経験を踏まえて、これまでの成功と失敗を原動力に、これからの10年を意義あるものにしていく。また、協同の力を生かして未来への更なる飛躍へ向けて青年部活動に全力を注ぎたい」と決意を表しました。