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無人ヘリコプター水田防除作業委託

2021年07月30日

(オペレータによる散布状況確認の様子)

 JAとまこまい広域では7月20日、2度目の無人ヘリコプターによる農薬・植物生育調整剤が北海道内でも連日続く真夏日の中行われました。6月下旬から8月上旬にかけて厚真町内の水田へ無人ヘリによる防除作業が行われており、時期に合わせた薬剤を使用。3度散布することが基本となっており、6月下旬の1度目には粒剤が散布され、7月下旬から8月上旬にかけては、生産者の生育状況により2度目と3度目の液剤散布が時期を見定め進められています。
 無人ヘリでの散布は、水田1㌶に薬剤を散布するのに背負い式やブームスプレーヤーより無人ヘリでの作業が優位性を図れることに加え、4㌶の面積に一度に散布可能であるため作業効率が高いほか、作物から3~4mの高さから吹き降ろし風の効果により葉裏や株元まで農薬がしっかりと付着し優れた効果を発揮し少量の薬剤を広範囲に均一散布することが出来効率良く作業が行えるメリットがあります。
 操作に免許が必要となるため業者へ委託し、ヘリの操作に1名オペレータ1名と2名体制で散布作業が行われます。誤散布防止のため資材課JA職員が同行し散布圃場の確認と状況確認が行われています。1度目から3度目の散布に現在52件の予約を受け、合計60㌶の散布を行う予定です。

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