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広域ほうれん草部会目慣らし会実施

2021年07月29日

(持ち込まれる原料基準を担当者から説明に真剣に耳を傾ける部会員)

 JAとまこまい広域ほうれん草部会は6月29日、厚真町上野地区にあるほうれん草選果施設で、共選原料受け入れに伴う目慣らし会を実施しました。当農協とむかわ農協は東いぶり広域ほうれん草部会として、同基準のもと両JAの施設でそれぞれ共選作業が行われ、平成5年から部会を立ち上げブランド化を図っています。高い選果基準を設け、鮮度維持期間の長い梱包資材を用いるなど販売力強化に努めています。
 目慣らし会実施に当たり竹葉淳部会長は「当産地ほうれん草は、道内外から高い評価を頂いています。この評価が頂けているのは、諸先輩方があってのことだと思いますので、その評価を維持できるように、私たちもこれから頑張って行きましょう」とあいさつしました。
 担当職員は「6月4日の強風や雨によりほうれん草への被害がありましたが、部会員の皆さんの努力で生産量を大幅に下げることなく出荷できています。また、市場から7月出荷の依頼も受けていますので出荷お願いします」と生産者へ栽培管理の徹底を促しました。
 近年、部会には新規就農した生産者の加入が続いており、担当職員の原料受け入れ概要説明に真剣に耳を傾けていました。目慣らし会終了後には、普及センター担当から高温時の管理方法や病害虫の防除方法などが報告され、新規加入者はこの機会を利用して疑問点の確認や既存の部会員と交流を図っていました。

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