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あつま稲わら有効利用組合 稲わらの出庫始まる

2021年07月29日

(出庫する稲わらロールをトラックへ積み込む様子(厚真町))

 あつま稲わら有効利用組合は6月26日、稲わらロール(1ロール/約300㎏)の出庫を厚真町にある倉庫にて開始し令和2年産の内、300ロールが取引業者へ引き渡しされました。残りの200ロールは、7月3日に出庫されました。
 同組合は、JAとまこまい広域管内の農業が水稲・畑作・畜産を中心に様々な生産を基盤としているため、耕畜連携による循環型農業の推進を図っています。特に水稲の稲わら搬出による「乾田化」を第1の目標として稲わらを有効的に活用するため、水稲耕作者と和牛生産者が協力し組織的な稲わらの搬出作業を積極的に行っています。
 近年では、稲わら搬出による乾田化と代かき後の浮きわらの減少で搬出意欲が高まっており、令和2年度産では72㌶の500ロールの実績でしたが、令和3年度産は90㌶で900ロールの収穫が計画されました。
 同組合の担当職員は「今年は混入物がない高品質な稲わらロールを出庫でき良かった。乾田化に向け水稲生産者には稲わら搬出を推奨し、搬出面積拡大を図っていきたい」と話しました。

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