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JAとまこまい広域和牛振興協議会担い手部会講習会が黒毛和種子牛の哺育管理についてweb講習会を実施

2021年07月01日

(白老会場の様子)

 JAとまこまい広域和牛振興協議会担い手部会(岩崎考真会長)は6月10日、会員を対象とした講習会を実施しました。
 担い手部会はJAとまこまい広域和牛振興協議会に所属する若手生産者、後継者により組織されており、当日は新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言を受け、Web配信を活用した開催となりました。
 冒頭の挨拶で岩崎会長は「昨年に続き今年も新型コロナウイルス感染症の影響から活動が制限されているため、Web配信による講習会を開催する運びとなりました。黒毛和種子牛の保育管理について、白老町にある「さの・かーふさぽーと」病院の佐野公洋獣医を講師にお招きしたので、この機会に日頃の疑問点などを解消して頂きたい」と述べました。
 佐野獣医は「和牛の改良スピードが速くなる一方、我々もそのスピードについていかなければならない。繁殖牛の更新、分娩前後の管理、哺乳量など考えなくてはならないことはとても多いが、考えて行動した結果は肥育成績として確実に表れてくる。自家肥育の生産者はもちろん、市場購買者も肥育成績を考慮して素牛を購入しているので、しっかり取り組んで頂きたい」と話しました。
 総勢13名が参加した本講習会の映像は白老会場から厚真会場に配信され、それぞれが皆、熱心に耳を傾け、講習会は盛会裏に終了しました。

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