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第2回麦の青空教室開催

2021年06月07日

むかわ町穂別地区での青空教室の様子(㊧普及センター職員、他3名生産者)

 JAとまこまい広域は5月26日、第2回麦の青空教室(圃場巡回)を開催し各支所生産者20名、各支所JA担当者17名、普及センター2名が参加しました。
 4月に行われた第1回麦の青空教室では、起生期から幼形期・止葉期までの茎数別の追肥形態や薬害防止のための散布時期、使用薬剤のローテーションの説明が行われましたが、今回の青空教室では止葉期以降の追肥や赤かび病や赤さび病の防除の他、今年の止葉期が5月24日、出穂期6月3日、それぞれ平年より2日早いと普及センターの担当者から報告されました。特に、赤かび病防除は1回目のタイミングが大切で穂全体に薬剤が付着することが重要であるため、圃場内の穂が出揃った開花始を見極め防除を行う旨が指導されました。
 北海道内で散見され、昨年の教室でも触れられた「なまぐさ黒穂病」は、東胆振地区では発生が確認されていないと前置きしながらも、土壌伝染性の病気であるため圃場の移動には十分な注意をするよう伝えられました。もし発生を確認した場合は、普及センターまたはJAへご連絡するよう最後に付け加えられ、圃場巡回は終了しました。

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