ニュース&トピックス

水稲優良品種選抜に向け播種作業

2021年05月17日

(育苗ポットへ手作業で播種する様子)

 

 厚真町において、4月23日に水稲優良品種決定現地試験水田設置に向け、播種作業が行われました。この試験水田は、毎年、同町宇隆地区の石橋公昭さんに委託設置され、当日も石橋さんの作業舎で、関係機関も含め14名の参加で行われました。
 品種ごとに、育苗ポットの穴に籾を3粒ずつ手作業で播種し、その後育苗ハウスに並べ約2時間程度で作業は終了しました。
 この試験は、北海道内で作付けを推進する品種を開発するため、全道で地域の農業改良普及センターが担当し行われており、北海道の主力品種となった、「ゆめぴりか」や「ななつぼし」もこの試験から作付けが進められました。
 この後は、委託農家の石橋さんに管理をお願いし、5月下旬には水田に植付けられ、普及センターによる生育調査・生育時期の観察・収量調査が行われ、優良品種としての地域特性が評価されます。

ページトップへ