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ほべつメロン定植作業開始

2021年03月26日

(赤子を育てるような思いを込める石崎さん)

 

 3月17日より、むかわ町穂別地区の特産物「ほべつメロン」の定植作業が始まりました。
 ほべつメロン生産部会(深谷孝部会長)では、例年6月中旬から8月中旬にかけての出荷を行っており、この時期に定植したものは前半戦に出荷見込となり、これを皮切りに随時定植作業が各生産者のハウスで行われます。
 今回取材したのはニサナイ地区の石崎憲一さん。30℃に保たれた加温ハウスにおいて定植作業が行われており、100mのハウスに300株のメロン(ルピアレッド)の苗を一つ一つ丁寧に定植していました。「植えてから根が地面に活着するまでの1週間が大事」と話す石崎さん。苗に必要な温度を確保するために温水が循環するチューブを這わせ、被覆資材(ビニール)を4重にもかけ、自動巻き上げ機を導入することで、厳重に温度管理をしている。この苗は、6月中旬の出荷まで大切に育てられます。最後に石崎さんは消費者に向けて「赤子を育てるような思いで一生懸命作りますので、ほべつメロンを待っていて下さい」と話しました。

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