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北海道地震から2年厚真町で追悼式

2020年10月15日

 厚真町の総合福祉センターでは9月5日、北海道胆振東部地震から丸2年を迎えるに当たり町主催による追悼式が執り行われました。遺族や町民ら約130名が参列し、献花台に花を手向け犠牲者の冥福を祈りました。今年の追悼式は、新型コロナウイルス感染症対策として式典を大幅に短縮。追悼式では席の空間を空けるなど3密(密閉、密集、密接)を回避した他、5日から6日までの2日間にわたり来場者が自由に献花できる方式を採用し感染対策を講じました。

 2018年9月6日午前3時7分に北海道では初となる震度7を観測し、災害関連死含めて44名の尊い命が犠牲となり、重傷者は51名にのぼりました。震源地の厚真町では山腹崩壊が起こり、民家が土砂に飲み込まれるなどして37名が犠牲となりました。

 導水管や用水路などの工事も着々と進み、農地災害復旧も概ね完了しているが未だに仮設住宅での避難生活を送る方や農地が土砂置き場となり営農できていない農家もいることが現状。

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