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第13回農業総合研修会・農林水産省との意見交換会

2019年12月27日

(質問に答える近藤アナウンサー)  

 

 JAとまこまい広域は12月26日、厚真町の総合福祉センターにて「第13回農業総合研修」を開き、生産者をはじめ各関係機関など総勢約130人が集まり開催されました。  

 研修会には昨年の森結有花アナウンサーに引き続き、HBC北海道放送よりアナウンサー・気象予報士の近藤肇氏(平日午後3時44分~午後7時に放送の「今日ドキ!」の中で天気予報コーナー担当)と農林水産省 大臣官房 国際部国際経済課長の三野敏克氏が講師を務めました。  

 近藤アナウンサーは「命を守る、畑を守る、天気予報~テレビでは伝えきれない利用のコツ~」と題して、「荒れた天気」「大荒れ」など天気予報士が使う言葉の違いで危険度を表現していることを説明したほか、地球温暖化の影響で北海道は100年で平均気温が1.59℃上昇し、このまま温暖化が進めば空気中の水蒸気が増えることで雨量が増加、北海道でも短時間強雨(ゲリラ豪雨)の頻度がさらに増加が見込まれると報告しました。  

 三野課長は「貿易を巡る情勢と国内対策等」と題し、今年10月に署名し来年の1月に発行する「日米貿易協定」について講演を行いました。研修会終了後には、北海道農政事務所所長やJAの役職員、生産組織、青年部、女性部の代表者らを交え意見交換を行いました。今回の協定で関税の下がる畜産関係の組合員からは不安の声が挙げられるなど多くの意見が交わされ、三野課長は一つ一つの質問に丁寧に答え意見交換会は予定の終了時間をオーバーし終了しました。

 

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