広域青年部第9回通常総会を開催
2010年03月24日
広域青年部は3月18日、JAとまこまい広域本所にて第9回通常総会を開き、役員・盟友・JA関係者等あわせて45名が参加しました。
開会あいさつで秋田実部長は「そろそろ春作業も始まり、本格的な営農が始まる季節。農作業事故と健康に十分注意して」と盟友に呼びかけました。
浅野組合長はあいさつで「政権交代による農業政策の変化で、現場は大変混乱している状況。今こそ青年部活動を通して、仲間づくりを」と呼びかけました。

議事の様子
平成22年度の広域青年部事業では例年行われている事業のほか、新たにハウス移転事業を計画。JAで進める連作障害回避の農業振興策に協力し、労働力の不足しているところへ出向き、青年部員がハウスを解体・組み立てします。また、昨年行った農機整備研修会が好評だったことより、勉強会の回数を増やすことにしました。
総会の前段では、JA北海道中央会札幌支所の基本農政対策室より柴田倫宏考査役を講師に招き、新たな農業政策に関して基調講演を行いました。
このなかで柴田考査役は「政権交代により、政治主導で政策が決まる状況。地方や現場の声が届かず、政治や政策に反映されない」「一人あたりの面積規模が大きな北海道農業が、全国一律の基準で取り扱われており問題」と話し、「現場から直接声が出て行くことが大事。小さなことでもいいので、どんどん声を出して」と呼びかけました。

柴田考査役を招いた基調講演
総会では役員改選も行われました。
平成22年度役員
部 長 林出 一樹(追分)
副 部 長 土屋 祐規(穂別)
副 部 長 赤坂 和洋(早来)
代 表 監 事 堀田 昌意(厚真)
監 事 天野 勝晶(白老)

新役員(写真左が林出部長)