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田植え開始

2019年05月15日

写真=崩れた山を後ろに田植えをする森田明央さん

 JAとまこまい広域では5月10日、厚真町錦町の木村幸一さん(77)。翌日11日には、厚真町桜丘の森田明央さん(52)の田んぼで順次田植えがスタートしました。
 今年は4月10日頃に種もみを播種し、約1カ月で10㌢ほどに苗を育て田植え開始となりました。ここまで天候に恵まれ順調に生育しているように思われましたが、「1日の中での寒暖差が大きく苗の温度管理はとても大変だった。その苦労が実り苗の出来は良好」と両名は話しました。
 昨年9月6日の北海道胆振東部地震により、用水路や導水管に大きな被害を受け、今年の作付に不安の声が挙がっていましたが、各関係機関による急ピッチの復旧・復興作業が続けられ、田植えまでこぎつけることができました。両名とも、「今年こうして田植えができてとても助かった。各関係機関等のみなさまに心から感謝したい。また豊穣の秋を迎えることを願っている。」と感謝の気持ちと出来秋への願望の言葉を述べました。
 今年の水稲作付は土砂流入により作付ができない水田が多く、昨年2,431㌶でしたが、今年は約2,300㌶の作付予定となっています。昨年に比べると約130㌶減少する見込みで、数戸は今年の営農ができない状況にあります。

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