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アサヒメロン、初競りで15万円

2017年05月17日

 5月7日、安平町追分地区特産の「アサヒメロン」が初出荷を迎えました。

 同日、追分野菜集出荷場にて初出荷を祝うセレモニーが行われ、安平町をはじめ市場、普及センター、JA等各関係者が参加しました。
 セレモニーの中で追分アサヒメロン組合の佐藤信一組合長は「糖度の高いおいしいメロンに仕上がった。アサヒメロンブランド継承事業においては、今年から新規就農者が独立し、産地としても増反を期待している。今後も消費者に感動をお届けするべく、おいしいメロン作りと産地の成長を目指していく」と挨拶しました。セレモニー閉会後、早速翌日の初競りに向けて共選作業が行われました。

 今年最初の出荷となったのは、林出一樹さん、二又哲雄さんの2名の生産者。昨年より2日早い出荷で、出荷箱数は70箱(8kg/箱)となりました。生産者たちは「極端な気候変動の影響で肥培管理に苦労した。満足できるメロンを作ることの難しさを感じたが、糖度が15.6度のおいしいメロンができた」と笑顔を見せました。

初出荷となった林出さん(左)と二又さん

 翌8日、札幌中央卸売市場の丸果札幌青果で行われた初競りでは、競り開始前からアサヒメロンの周りに人だかりができていました。最高値は昨年と同額の一箱15万円(秀品5玉入り)となり、今回出荷された70箱合計でおよそ128万円(税込み)と幸先の良いスタートとなりました。

丸果札幌青果に出荷されたアサヒメロン

 同組合では今年24戸で29haを栽培し、10月中旬頃までに6万2千5百箱を出荷する予定で販売高2億5千万円を目指します。

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