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良質な粗飼料生産に向け播種作業開始 農事組合法人「らくのう」

2017年05月17日

 農事組合法人「らくのう」(谷口隆昌組合長)によるデントコーンの播種作業が5月9日から本格的に始まりました。

 「らくのう」は、酪農、農業分野の生産、収穫の機械効率的利用を推進し、農家経済安定のための農業用大型高性能機械導入、集団的協同利用で農作業効率を高めることで、労働力軽減や良質粗飼料の生産、過剰な機械投資の抑制を図ることを目的に安平町、厚真町、苫小牧市の酪農家19戸の生産者が構成員となり、平成27年8月に設立されたコントラクター組織。昨年までは粗飼料収穫作業を中心に請け負っていたが、今年から新たに簡易耕起と播種の作業を追加し、更なる高品質粗飼料生産に力を入れています。

 この日は苫小牧地区の谷口隆昌氏のほ場約6haで播種作業が行われ、畜産クラスター事業で導入した真空播種機を使用しました。これは従来の播種機と比べ、真空圧で種子を播種する構造となっており、走行中の振動等に影響されることなく一粒ずつ正確に蒔くことによって欠株率が低減できるとともに、作業スピードが飛躍的にあがり作業効率向上に寄与することができます。
 「らくのう」では10件、約150haの播種作業を受託し、5月下旬頃まで続くこととなっています。

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