生産ステージ メロン

追分でのメロン播種作業は、寒さが厳しい1月から早くも開始されます。

小さな芽が出ると今度はポットに移し、健全な生育に適した環境を整えます。

寒さがまだ残る3月上旬にビニールハウスへと定植します。
次々変わる環境ですがメロンの苗はたくましく順応していきます。
生産者の細やかな対応が苗のストレスを和らげます。

一本の樹に実をつけた複数の果実の中から、良いものだけを選定し、残りは全て摘み取ります(摘果作業)。
厳選された果実のみを管理して品質を高めていきます。

一玉一玉丹念に収穫を行います。
メロンは特に細かい温度管理が必要な作物で、気を抜くことが出来ません。数ある作物の中でも、より生産者の努力が詰まっています。

検査員によって細部まで入念に品質検査が行われます。
全ての検査基準をクリアしたものだけがブランドメロンとして流通します。(写真:アサヒメロン)

管内特有の日中と夜間の寒暖差がメロンの熟成を助け、糖度が高い甘くて柔らかな赤肉メロンへと仕上がります。
生産技術を結集した一玉が消費者の元へと届けられます。(写真:ほべつメロン)