広域管内、実りの秋を迎える
2021年10月02日
JAとまこまい広域の水稲生育は、移植時期直後の日照不足・低温がありましたが、6月中旬以降好天に恵まれ、例年より早い生育となりました。毎年行われる各支所での稔実調査では不稔が例年より少なく、籾数も多めとなる結果となりました。北海道全体は「やや良 102~105」と見込まれると8月15日現在の概況を北海道農政事務所は発表しました。
広域管内の穂別地区でも昨年より5日早い9月3日から清川伊代さんが稲刈りをスタートさせ、15日に初米検査を実施し初出荷を迎えました。また同管内の厚真地区では、13日にはライスセンターで生(乾燥せずに刈り取り直後の籾)での受け入れを開始し、1日最大200㌧~250㌧の出荷を予定する他、翌日にはたんとうまいSTで半乾の受け入れが始まりました。翌週20日からは受け入れのピークと予想されることから地区ごとに出荷制限を設け、1日最大300㌧~330㌧の受け入れ数量を見込んでいます。
令和3年度産は2,282㌶が作付けされ、11,900㌧販売取扱量を計画しています。