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1日農業バイト

2021年08月17日

(学生も夏休みを利用しバイトに励む)

 JAとまこまい広域では、今年から生産者へ向けて「1日農業バイト(day work)」の周知をはじめ、現在20件の管内生産者が登録し、利用を開始しています。
 厚真地区の(株)渡部農場は、昨年までシルバー人材センターから労働者を確保し小豆の草取り作業を行っていましたが、本年より「1日農業バイト(day work)」を取り入れました。
 7月の下旬より利用を開始し、既に18回募集をかけ、延べ約170名の雇い入れを行い、13㌶の草取りが終了しました。
 参加した求職者は「自分の都合に合わせて働くことができるのでとても使い勝手が良い」と話しました。また、同農場の渡部大樹専務取締役は「募集の仕方も簡単で使いやすいので来年もまた利用したい」とする一方で「今後、求職者の数が減少して募集人数に満たない場合が出てきた時が心配」と話しました。

 

1日農業バイトとは?
 1日単位で生産者と求職者を結びつけるサービスのことをいう。
 1日単位で生産者からの募集が行われる為、求職者は余暇を利用して単発バイトや副業を行うことができる。
 雇い入れる生産者側は求職者から労働環境や待遇が評価され、全求職者へ公開されることから、低評価されない為にも、親切な指導方法に加え、日よけやトイレ等の労働環境にも注意を払う必要がある。

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