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水稲ラジコンボート除草剤散布開始

2021年06月07日

(ラジボ―除草剤散布)

 

 JAとまこまい広域は5月18日より、ラジコンボート(以下、ボート)による田植え後の除草剤散布が開始しました。初日は厚真町幌内地区の木戸正人さん(55歳)の水田約14㌶で行いました。
 ボートでの散布は、田植え後の苗を傷めず、ボートの座礁を回避するために通常管理する水深の倍を基本として散布を行い、平均時速10㎞~15㎞で田面上を走行しながら船底の吐出口から薬液を散布します。リモコンの操作のため水田に入ることもなく、重い散粒機を背負わずに散布できるので労力削減にも繋がることや、船底から水中に直接散布されるため強風や、雨の日など天候が悪い日でも散布できることで効率の良い作業が行えます。
 ボートでの散布はJA職員2名体制で行われ、12件~13件の生産者の予約を約2週間かけ150㌶の水田の防除を行いました。担当する職員は「この防除の効きが初期生育に与える影響は大きいと思うので、責任感を持って防除作業を行っていきたい」と話しました。

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