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田植え始動

2021年05月17日

(管内では最初となる田植えをする木戸さん)

 JAとまこまい広域では5月10日、厚真町幌内の木戸正人さんが先陣を切って田植えをスタートさせました。早朝から降雨と曇りを繰り返すあいにくの天気で一時田植えを中止する場面もあったが、徐々に天候は回復。大きなトラブルもなく初日の作業を終えました。
 木戸さんは稚苗での育苗方法を採用しており4月15日に種もみを播種し、約1カ月間をかけ約10㎝まで生育させ田植えを開始しました。木戸さんは「今年は夜温が低く被覆をしての管理となり、例年より発芽が3日~4日ほど遅かったのに加え、強風でハウスの開け閉めなど温度管理に苦労した」と気象条件による管理の難しさを話してくれました。
 「苗半作」という言葉があるように、天候不順などにおいても安定した収量を確保する上で、育苗管理の徹底された健全な苗作りはとても重要であり、毎年この時期に生産者は神経を尖らせて管理を行っています。
 当JA管内では、270戸の生産者で2,295㌶の作付けを予定し、約11,300㌧の収穫を計画しています。

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