麦の青空教室開催

（普及センター職員から説明を受ける様子　穂別地区）

　ＪＡとまこまい広域は4月5日、秋まき小麦の青空教室（圃場巡回）を開催しました。穂別地区・厚真地区・早来地区・追分地区の順に1日をかけ巡回し、各地区生産者46名、普及センター3名、各支所職員20名、総勢69名が参加しました。
　今年は越冬前に気温が高くその期間も長かったため積算温度が前年対比120％に昇り、分げつが進み茎数や葉数が増加傾向で推移しました。茎数は例年の2割程多い状況となりました。そのため過繁茂の圃場が多くなり、追肥の時期や量を圃場状態に合わせながら調整が必要であると普及センターより説明を受けました。また、起生期から幼形期・止葉期までの茎数別の追肥形態や防除での薬害防止のための散布時期、使用薬剤のローテーションの他、優良事例や試験事例を紹介しました。