ニュース&トピックス

震災関連建て直し全支所分全て完了!! 厚真地区農産物集出荷貯蔵施設完成

2021年03月26日

(宮田組合長による玉串奉奠)

(施設外観)

 

 

 

 

 

 

 

 JAとまこまい広域は3月22日、厚真町上野地区に建設されていた厚真地区農産物集出荷貯蔵施設(以下、集出荷貯蔵施設)の竣工式・落成式が行われ、宮田広幸組合長をはじめ各関係機関37名が出席しました。集出荷貯蔵施設完成によって平成30年北海道胆振東部地震で被災した全支所の主要な建物の修復及び建て直しが全て完了しました。各行政や各関係機関から多くのご支援を頂き、安平地区大豆集出荷貯蔵施設のほか、穂別支所多目的農業倉庫2号棟と穂別支所資材店舗兼会議室がそれぞれ建設されました。
 施設完成に当たり宮田組合長は「本日の竣工式・落成式を節目として、施設を有効活用し、胆振東部地震からの復興シンボルとして組合員の負託に応えて参る所存です」と述べました。また、集出荷貯蔵施設に携わった藤建設工業㈱様及び㈱朝日設計工房様に感謝状が贈呈されました。
 厚真地区では震災により、農業倉庫1号と3号が被災を受け町より全壊判定が下されています。農業倉庫2棟が使用不能となり、主要農産物である米の保管場所の確保が課題となった他、厚真地区内に倉庫が点在していることから、運搬に係るコストの削減や近年作付面積が増加傾向にある南瓜の労働力軽減及び品質安定化の為、適期作業に適した貯蔵施設の整備が急務となっていました。
 集出荷貯蔵施設は令和元年度中山間地域所得向上支援事業(町事業名:令和元年度農産物集出荷貯蔵施設整備事業)を活用し、令和2年7月1日に着工。令和3年2月26日に竣工。翌月1日に引渡しされました。
 述べ床面積1,700㎡(内、下屋287.5㎡・常温庫562.5㎡・低温庫850㎡)。低温庫及び常温庫にはフレコン転倒防止の荷摺木が設置されました。低温庫には通年、米が保管され約910t貯蔵。常温庫には8月~11月頃まで南瓜が保管され最大233t貯蔵。その他の期間は米が約690t保管される計画となっています。

 

事業費(税込)
① 安平地区大豆集出荷貯蔵施設   461,735千円
② 穂別支所多目的農業倉庫2号棟   115,174千円
③ 穂別支所資材店舗兼会議室   155,198千円
④ 厚真地区農産物集出荷貯蔵施設   516,820千円

ページトップへ