ニュース&トピックス

移植栽培で高収量・安定出荷へ早来ビートセンター操業開始

2021年03月26日

(播種作業の様子)

 

 早来ビートセンター(代表 宮崎義廣氏)では、3月13日から23日にかけて移植栽培用てん菜のポット苗の播種作業が行われました。
 移植栽培での作付面積は全体的には年々減少していますが、早来管内では高収量で高安定などの特徴を持つ移植栽培を選ぶ生産者は多い。同一生産者での比較はできませんが、早来管内の過去3年実績を比較すると、直播栽培より移植栽培の方が反収平均2t以上高収量で、直播栽培の省力性を犠牲にしてでも移植栽培を選ぶ生産者が多い。同センターでは安平町早来・追分両地区及び厚真町とむかわ町のてん菜生産者等から受託した約124ha分、約7,500冊の移植用てん菜のポット苗が生産され、各生産者の元へ引き取られました。
 今年の早来管内の作付は約220haで、その内約49%が移植栽培。また、移植栽培の内、約99%がリボルタ、残りの約1%が試験的にカーベでの生産となります。生産されたポット苗は、同センターから引き取られた後、各生産者の元で育苗され、4月下旬から定植が行われます。

ページトップへ