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厚真町農業担い手育成センター研修生への研修会開く

2021年03月12日

(土壌診断の流れを説明している様子)

 JAとまこまい広域は1月27日、厚真町農業担い手育成センターからの依頼を受け研修生の知識習得のため、安平町遠浅にある土壌診断センターで研修会を開催しました。
 厚真町農業担い手育成センターは、平成30年に新たに研修農場を開設し育成・支援のサポートを3年間実施。主にほうれん草・いちご・カボチャ・ブロッコリーの栽培方法を学んでいます。厚真町では平成22年から本格的にサポートを行っており、これまで述べ10名の新規就農者を育成し就農させています。
 今回の研修会は、当JAの技術指導担当者が講師を務め、土壌の基礎知識及び厚真町の土壌の性質、土壌診断センターで分析された診断結果表の見方を説明。当JAでは環境との調和に配慮した土づくりを基本とし、安定した施肥設計を発行することで高品質・高収量を目指すため、平成25年から土壌診断センターを設けています。
 今回の研修を通して研修生からは「硝酸態窒素と熱水抽出窒素の違いは?」など用語の質問のほか、様々な意見・質問が挙げられました。最後に担当者からは「作物に異常がなくても、人間の健康診断のように予防という意味で定期的に土壌の診断を行って頂きたい。また、今回の研修で学んだことを実践してみて疑問に思ったことがあればいつでもJA担当者へ相談して下さい」と述べ研修会は終了しました。

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