穂別支所多目的農業倉庫2号棟新築工事竣工式・落成式

（穂別支所多目的農業倉庫2号棟）

　JAとまこまい広域穂別支所では12月15日に、多目的農業倉庫2号棟（以下、多目的倉庫）の新築工事竣工式と落成式が行われました。当施設は平成30年9月に発生した胆振東部地震により全壊被害を受けた赤レンガ倉庫の代替施設として当JAが実施主体となり、むかわ町の単独支援を頂きながら、既存の選果場等施設群に隣接する形で建設されました。コンテナ出荷用南瓜や施設調製米ハードコンテナ等を一時保管し、生産者の円滑な出荷と物流の拠点として利用されます。昨年5月から着工されたもので、高品質・低価格・工期短縮を可能とするシステム建築で建設され、完成予定日より1週間以上早く完成し、施設の規模は既存の多目的農業倉庫とほぼ同格の平屋建て延床面積998㎡となっています。
　竣工式・落成式には、むかわ町、工事関係者、穂別地区の各生産部会長、JA役職員等34名が出席しました。竣工式では穂別神社の宮司が祝詞を読み上げ、出席者は安全祈願しながら玉串奉奠を行いました。
　施設完成にあたり、宮田組合長は「本日の竣工式・落成式は新型コロナウィルスの影響で簡素化した内容となったが、本多目的倉庫が穂別地区において米穀及び南瓜を主体とした蔬菜園芸等の物流の拠点施設としての役割を背負っており、より一層の産地化と組合員並びに地域の負託に応える為の施設として有効活用していきたい」と話しました。