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日胆・全道枝肉共励会で最優秀賞の快挙達成

2020年12月29日

(㊧勝沼氏、㊨吉田氏)

 

 帯広市にある北海道畜産公社十勝工場にて11月14日に令和2年度 日胆黒毛和種枝肉共励会(出品頭数29頭)、11月28日に令和2年度 北海道枝肉共励会 黒毛和牛の部(出品頭数144頭)が開催され、両枝肉共励会にて白老支所 吉田 隆三氏が最優秀賞を獲得するという快挙を達成し、さらに日胆黒毛和種枝肉共励会では他にも優秀賞2席に白老支所 吉田隆三氏、優秀賞4席に白老支所 勝沼正則氏が入賞しました。

 日胆黒毛和種枝肉共励会での最優秀賞は当JAでは初受賞。北海道枝肉共励会 黒毛和牛の部については平成22年以来10年振り4回目の受賞となりました。

 例年は出品者をはじめ各団体の関係者が参加し、審査員による受賞した枝肉の展示講評・褒章授与式などが行われていましたが、今年度は新型コロナ禍の影響により感染防止の観点から参加者を募らず審査のみが行われたため、後日白老町内にて関係者のみで褒章授与式を開催しました。

 開催に当たり戸田安彦白老町長は「この夏に開業したウポポイに来るお客様が買っていくお土産の一番人気はやはり白老牛です。この受賞は白老牛の名前にさらに付加価値を付けて頂き、大変嬉しく思っております」と祝辞を述べました。またJAを代表して宮田広幸組合長は「新型コロナ禍による和牛需要の消費が減少し暗い話題が多かった中で、日胆・全道と両枝肉共励会で最優秀賞受賞という快挙を嬉しく思います。当JAの誇りです」と挨拶しました。

 最後に吉田隆三氏は「今回の受賞は父が築いた繁殖基盤に加え家族のサポートが無ければ成しえなかったことと思います。この名誉を授かるに当たり、今年から経営を引き継いだ私を日頃より営農をサポートし叱咤激励して頂いているJAへ、少しでも恩を返せたのではないかと感じると同時に、白老牛を推進している白老町には一生産者として貢献できたのではないかと思います。これからは、肥育牛はもとより繁殖牛・育成牛を基盤に向上を図っていきたいと思います」と受賞の挨拶と抱負を述べ受賞式は閉会しました。

 

 

 入賞牛一覧

●北海道枝肉共励会 黒毛和牛の部
順  位   支  所   氏  名    性 別  枝肉重量      BMS                 血 統
最優秀賞   白老支所   吉田隆三  去 勢   461㎏     12       好平茂×安福久×平茂勝

 

●日胆黒毛和種枝肉共励会
順  位   支  所   氏  名   性 別  枝肉重量     BMS                  血 統
最優秀賞   白老支所   吉田隆三   去 勢   475㎏        12        幸紀雄×安福久×茂重桜
優秀賞2席     白老支所       吉田隆三   去 勢   429㎏    12    幸紀雄×安福久×平茂勝
優秀賞4席   白老支所       勝沼正則       未経産     422㎏        12        幸紀雄×福安照×百合茂

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