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ビート収穫最盛期迎える ~糖度は昨年より低下するが、収量は「やや良」の見込みか~

2020年11月11日

(ビート収穫の様子)

(圃場へ一次的に堆積するビート)

 

 

 

 

 

 

 

 胆振管内のJAとまこまい広域では、10月20日より追分地区の宮内康博さんを皮切りにビートの収穫が始まりました。26日には早来地区、10月30日に穂別地区、11月1日に厚真地区と各地区で次々と収穫が開始され、11月上旬に入り収穫作業も最盛期を迎えました。(穂別地区は11月上旬の収穫予定)
 収穫は専用のビートハーベスタで行い、1つの重さが800㌘から1㌕ほどに育ったビートを土の中から次々と掘り出し圃場に一時的に堆積させ、製糖工場の受け入れスケジュールに合わせ順次輸送します。輸送作業では、一度に20t積み込める大型トレーラーによって伊達市にある北海道糖業の製糖工場へ運び込まれ、今年の輸送は11月2日から順次始まり12月28日まで行われる予定です。
 今年の生育状況は8月までは好天が続き順調に生育が進みましたが、9月に入っても気温が平年より高温で推移、雨天が多かったことで一部では褐斑病の発生が確認され、糖度に影響を及ぼしました。昨年糖度は17.2%で高い水準でしたが、今年は16%台と昨年と比較すると糖度が低い見込みです。収量においては「平年並み」か、それ以上の「やや良」の見込みとなっています。
 広域管内の作付けは、671㌶で37,500tの出荷を予定しています。

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