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加工スイートコーン収穫

2020年08月21日

(収穫風景)

(トラックへの積み込み)

 

 8月17日、早来支所では、加工用スイートコーンの収穫が本格的に始まりました。スイートコーンは気温の上昇とともに甘味が落ちるため、収穫は早朝4時半頃から行われました。早来地区では今年、26件の生産者で約212haの加工スイートコーンを作付しており、収穫後は㈱モリタンや日本食品製造合資会社、クレードル興農㈱などへ出荷され、冷凍食品や缶詰となります。
 スイートコーンは根を深くまで伸ばし、茎や葉まで栄養豊富なため、畑にすきこまれることで、緑肥効果と土質改良に一役買うこととなり、輪作体系の中では小麦や甜菜の前作、または豆類や小麦の後作に組み入れる生産者が多くなっています。
 今年の作柄について担当者は、「5月の播種から6月中旬までは雨不足で干ばつ気味に推移したが、6月下旬から7月の適度な雨により生育は回復し全体的に順調に経過した。その後、8月7日の強風によりほぼ全ての圃場で半倒伏又は倒伏の状態となってしまったが、俵の太さなどは十分で平年並みの収量は見込めそう。」と話しました。
 収穫は9月上旬まで行われる予定です。

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