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省力化へ向けて、スマート農業冬季研修会及びフロンティア塾開催

2020年01月23日

(新型ドローンへの質問をする生産者たち)

 

 ホクレン苫小牧支所営農支援室主催による「スマート農業冬季研修会」がJAとまこまい広域フロンティア塾と合わせて1月9日、JAむかわ・JAびらとりと共に厚真町で開催しました。生産者・JA職員・行政関係者ら約70名が参加し、「ホクレンRTKシステム」や新型ドローンの性能など最新技術を学びました。
 ホクレンから、トラクターの自動操舵に必要な機材や作業性を説明。厚真町では既に補正信号を中継するRTK基地局を設置しており、JAとまこまい広域の生産者に利用されているが、町とJAがホクレンシステムへの移行に向け検討中であると紹介。実現すれば、同基地局の広域運用が可能となり、近隣JAの生産者も低コスト利用が可能になると説明しました。
 また、ドローンは㈱エンルートより軽量コンパクトでバッテリー性能などが向上した「AC101」、ホクサン㈱からは衛星測位システムを利用した完全自動航行型「XAG P-30」を紹介しました。それぞれ特徴を持つ最新機種のため、機材の展示ブースでは多くの参加者から機能や作業性について質問が寄せられ関心の高さを示していました。
 ホクレン苫小牧支所営農支援室では、「今後も研修会を企画し、スマート農業の普及に寄与したい」と話しました。

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