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JA北海道大会実践フォーラム 北海道550万人と共に創る「力強い農業」と「豊かな魅力ある農村」

2019年11月29日

(JA北海道中央会の飛田稔章会長の挨拶)

 JAグループ北海道(JA北海道大会実践委員会主催)は11月12日、札幌市教育文化会館の大ホールでJA北海道大会実践フォーラムを開催しました。
 全道各地からJA組合長や連合会会長、青年部、女性部の代表者など約1,000人が集まり、当JAからは青年部、女性部、JA職員ら7名が参加しました。
 基調講演では日本経済新聞社の吉田忠則編集委員が「農業の未来と農協への期待」と題し、収穫ロボットやスマート農業、植物工場で栽培される野菜など都府県での事例を紹介しました。また農林水産省経営局協同組織課の日向彰課長が「農協改革を巡る情勢・動向と農協に期待すること」と題し、農協改革の進捗状況や経済事業における黒字農協の事例などについて報告しました。
 事例発表では、議案第1号「農業所得の増大と多様な担い手の確保育成」に関する実践事例として、オホーツク管内のJAこしみずにおける地域での連携・協同した労働力確保の実践として、農作業支援事業を立ち上げ外国人実習生を含む町内外のスタッフを雇用し、除草など組合員の負担軽減の取り組みを紹介しました。議案第2号「次世代につながる協同組合の価値と実践」に関する実践事例として、道内JAにおける准組合員との関係づくりに向けた取り組み事例について発表しました。石狩管内のJAさっぽろは准組合員向け情報誌「虹のしずく」を発行、イベント告知や地場産野菜にスポットを当て歴史やレシピなどを掲載し情報提供しています。上川管内のJAふらのでは購買事業において、セルフ化を推し進め観光地故の外部利用者獲得の増大を図っています。またLINE@を活用した即応性の高い情報提供の配信に取り組んだと発表しました。

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