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追分アサヒメロン組合 創立50周年記念式典~50年の歩み~

2019年11月29日

 追分アサヒメロン組合は11月7日、安平町追分公民館で創立50周年記念式典を開催しました。及川秀一郎安平町長をはじめ当JA常勤役員、各市場関係者や関係団体が集まり総勢70名が出席し歴史を振りかえりました。  

(安井組合長挨拶 先人に感謝伝え、今後の組合を語る)    

 式典では安井貴志追分アサヒメロン組合長が「このように50年を迎えることが出来たのは、多くの先輩たちの創意と努力、そして各関係機関から長きに亘りご支援をいただいた賜物です。また今後グローバル化がより進み市場環境の激変が考えられますが、消費者に信頼される・高品質な産地として尽力します」と組合員を代表して挨拶しました。

 

(アサヒメロンの歩み)  

 昭和39年、追分旭地区の3名が中山間地域の新たな作物としてメロン栽培に取り組み、昭和45年に21戸の生産者でアサヒメロン組合を設立しました。現在は25戸の生産者で年間約2億5千万を売り上げていますが、生産者減少が続く組合において、町・農協・普及センターが一体となり、平成26年にアサヒメロン現地支援協議会を立ち上げ、新規就農者を募集し、翌年から一期生の研修を開始し現在では3組が就農を果たし、同じく3組が研修生として新規就農を目指しています。  

 ホクレン農産事業本部 柳山浩之 特任技師を記念講演に招き講演しました。柳山特任技師は前職普及センターに勤め、アサヒメロン組合の発展に大きく関わり、当時を振り返りながら講演を行いました。その中で「畑での生育段階で商品の品質を揃えることができないと、広域の産地で成功することはできない」と述べました。こうした技術スタッフや販売スタッフ、そして商品を生産する組合員の努力がこうして50周年という長きに亘り歩みを進めることができたのでしょう。

 

(将来に向けて)  

 JA担当者は「この50周年という時に立ち会えて光栄に思う。今後もより力を入れて販売を強化して行きたい」と抱負を述べました。また組合員の中には「安井組合長の挨拶の言葉にもあったように、環境が変わろうと私たちは消費者へ商品を届けることは変わらないので、栽培技術をより向上させ、高品質の商品を提供できるように努力し続けたい」と語りました。

 

(追分アサヒメロン組合 安井組合長あいさつ)

(アサヒメロン組合より市場へ長きに亘るご支援に対する表彰)

(功労者へ表彰状贈呈「前佐藤組合長のお礼挨拶」)

(懇親会の様子①)

(懇親会の様子②)

(講演の様子)

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