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アサヒメロン初出荷・初競り

2019年05月15日

写真=初競りの様子

 JAとまこまい広域追分支所では5月8日、安平町追分地区特産のアサヒメロンが今年も初出荷を迎えました。
 今年最初の出荷となったのは、林出一樹さん。昨年より1日遅い初出荷となり、出荷数は秀品4玉サイズ8箱をはじめ計13箱となりました。「日毎に寒暖差が激しく、温度管理に苦労した。今年から取り入れた技術のおかげもあって、去年よりも大玉傾向となり、消費者の方々に満足していただけるものができたと思う。」と林出さんは笑顔を見せました。
 出荷同日、追分野菜集出荷場では初出荷セレモニーが行われ、綺麗にネットが張られたメロンの姿が安平町をはじめ、市場、JA、普及センター等の関係者や報道陣にお披露目されました。セレモニーで追分アサヒメロン組合の安井貴志組合長は「昨年9月6日に胆振東部地震が発生しその前日には台風もあり、安平町をはじめ全道各地に被害をもたらしました。元号も平成から令和に代わり復興の一年となります。こうした中初出荷を迎えられた事をうれしく思う。生産者、関係各所一丸となって目標を達成したい。」と挨拶し、セレモニー後、早速翌日の初競りに向けてアサヒメロンの共選作業が始まりました。
 翌9日、札幌みらい中央青果で行われた初競りでは、競り開始前からアサヒメロンの周りに人だかりができていました。最高値は昨年と同額の一箱15万円(秀品4玉入り)となり、今回出荷された13箱合計で、およそ125万円(税込)と幸先の良いスタートとなりました。
 同組合では今年25戸と実践農場2戸で28haを栽培し、10月下旬頃までに6万2千5百ケースを出荷する予定で、売り上げは2億5千万円を目指します。

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