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JAとまこまい広域 第18回職員研修大会

2019年05月14日

写真=職員研修大会の様子

 JAとまこまい広域では4月25日、第18回職員研修大会を厚真町総合福祉センターで開催しました。
 例年は前年事業を総括し、当年度の意思結集・役職員の交流の場として毎年開催されていましたが、今回は昨年発生した不祥事の再発防止に努める研修会にしました。「不祥事再発防止に向けたコンプライアンス研修」と題し、講師にJA北海道中央会札幌支所 次長 千葉基宏氏、JA北海道信連札幌支所 次長 横山真一郎氏らを招き出席した役職員190人を前に研修を行いました。平成30年度の道内におけるJA不祥事では、7件全て横領にかかわる案件でした。不祥事は、①機会 ②動機 ③正当性の要因が重なった場合に発生しやすく、①不正を行えない環境にする、②動機の把握に努める、③組織への忠誠心や敬意を持つ、いずれか一つを改善・対処することで不正の発生を抑制できると説明を受けました。
 開会に当たり宮田広幸組合長は、「昨年の不祥事を受け、二度と嫌な思いをしないようにコンプライアンス研修中心とした企画にした。また内部統制をしながら、風通しの良い職場を目指す。職員一人一人が前向きに努力した結果が成果につながるように改善したい」と述べました。また閉会では堀弘幸専務が、「農業者は種を撒き成長を眺め収穫するように、成果を実感できるが、職員の業務の中にはそれを実感することが少ない方もいるかもしれません。しかし、農業は人々の生命を育むものであり、関わるすべての人たちは命を育むチームと言えます。また子どもたちの命を守り育てている我々は、食を守る農業チームです。誇りを持って職務にあたってください」と述べました。

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